メンズエステ開業の失敗例10選!失敗から学ぶ成功への道

はじめに:開業はゴールじゃなくスタートやで

どうも、元メンズエステオーナーのたっきーです。
長年この業界にいて、「うまくいく店」と「潰れる店」を山ほど見てきました。
特に、最初の半年で失敗するパターンはだいたい決まってます。

この記事では、「これから開業したい」「2店舗目を考えてる」「すでに運営中だけど伸び悩んでる」
そんな人に向けて、リアルな失敗例10選を紹介します。

これを知ってるかどうかで、1年後の未来は大きく変わります。
では、さっそくいきましょう。


① コンセプトがふわっとしている

一番多いのがこれ。
「高級感のある癒し空間」――よく聞くけど、それだけじゃ弱い。

お客さんは「どんな店か」を3秒で判断します。
・大人向けのラグジュアリー系?
・若い子中心のカジュアル系?
・密着重視?清楚系?

この軸があやふやだと、SNSも求人も迷走して、結果「印象に残らない店」になります。

✅対策

自分の店を一言で言うと?を決める。
たとえば「30代女性による大人の包容力専門店」。
これだけで一気に方向性がハッキリします。


② 物件選びを焦る

「とりあえず空いてたから借りた」パターンも多い。
でも、立地と物件は店の命です。

・近隣トラブル(声や匂い問題)
・セキュリティが甘い
・アクセスが悪い

このあたりを甘く見ると、後で取り返しがつきません。

✅対策

・まずGoogleマップの口コミや夜間の治安を調べる
・メンズエステに理解がある大家か確認
・必ず現地で昼と夜の雰囲気をチェック


③ セラピストの採用基準がブレる

最初のうちは「とりあえず人が来てくれたら」と思いがち。
でも、一人のトラブルセラピストで店の評判は一気に落ちる

お客さんに失礼な態度を取る、連絡を無視する、SNSで炎上…これ全部リアルにあります。

✅対策

面接では「技術より人間性」を見ること。
「ありがとう」が自然に言える子は、必ずリピートを取れます。


④ 写真と実物が違いすぎる

これもめっちゃ多い。
加工しすぎ写真で集客した結果、クレーム続出。

短期的には客が来ても、リピート率が激減して利益が残らん。

✅対策

自然な写真をプロに撮ってもらう。
清潔感と笑顔があれば、過度な加工はいらん。


⑤ 集客をSNSに頼りすぎる

Twitter(X)やInstagramだけで集客しようとするのも危険。
SNSは流行り廃りが激しいし、アルゴリズム一つで一瞬で埋もれる

✅対策

・公式サイト(WordPressなど)を持つ
・Googleビジネスプロフィールに登録
・SNS+SEO+口コミの3本柱で運営


⑥ 料金設定のミス

「他店より安くすれば客が来る」と思ってる人、多いです。
でも、安さで来る客は安さで去る

利益が薄いとセラピストにも還元できず、結局質が下がる悪循環。

✅対策

・地域相場をリサーチ
・基本料金・指名料・延長料やオプションなどをしっかり設計
・初回割や周年イベントなど“限定感”で勝負


⑦ マニュアルがない

「うちは自由でいいから〜」と言ってる店ほどトラブルが多い。
接客ルールや注意点を共有してないと、セラピスト同士の温度差が生まれます。

✅対策

開業初期から簡単なマニュアルを作る。
LINE対応、施術フロー、クレーム対応などを明文化するだけで安定します。


⑧ 口コミ対策をしていない

「悪い口コミは放置」「自作自演で対抗」どちらもNG。
口コミはお店の“資産”です。

✅対策

・感謝の返信を丁寧にする
・悪い口コミは事実を認め、改善姿勢を見せる
・常連さんに自然に口コミをお願いする


⑨ 経営者が現場を知らない

これもよくある失敗。
「自分は経営だけして、女の子に任せる」パターン。

現場の空気を知らないまま数字だけ見ても、絶対にズレが出ます。

✅対策

最初の半年は現場を徹底的に理解すること。
セラピストの話を聞く、受付を体験する、全部学び。


⑩ 情報発信をしない

どれだけいいお店でも、知られなければ存在しないのと同じ。
「SNSは苦手で…」「忙しくて更新できない」ではもったいない。

✅対策

・週1でもいいからブログを更新
・店舗の雰囲気やセラピスト紹介を投稿
・“人”が見える発信を心がける


まとめ:小さな改善を積み重ねる店が勝つ

開業って、正直めっちゃ大変。
でも、失敗例を知っておくことが最大のリスク回避やと思ってます。

今回紹介した10個の失敗を避けて、
・コンセプトを明確に
・信頼できるスタッフを育て
・地道に発信を続ける

この3つをやるだけで、成功する確率はグッと上がります。

メンズエステは「人の心を癒す仕事」。
“楽して儲ける”より、“感謝されて続く店”を目指そう。

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